合格に必要な基礎となる知識を簡単にまとめてみました。
単に独学で短期合格や一発合格を狙うといったことに関係なく、予備校や通信講座を受講していても、見落としていれば致命的となるような基礎的な知識となります。
前回は以下の記事「メンタル管理」でした。
「 通関士試験独学一発合格のセオリー(12)メンタル管理 」
今回は「ケアレスミス対策」です。
目次
1.ケアレスミス対策の重要性
2.ケアレスミス対策の方法
3.まとめ
1. ケアレスミス対策の重要性
通関士試験は、正解率の高い問題を落とすことが合否を分けると言っても過言ではありません。
正解率の高い「基本・頻出問題」の対策をきっちりとすることは最優先課題ですが、ケアレスミス対策を講じておくことができるか否かも、合否を分ける一因と言えます。
勉強をしっかりして模試でも合格レベルに達していても、本試験でケアレスミスをしてしまえば、合格は危ういと言わざるを得ません。
ケアレスミス対策をしておくことは、絶対必要であると言っても良いでしょう。
ケアレスミス対策の重要性について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
ケアレスミス対策を模索する中で、試験問題を効率的かつ正確に処理するための方法が見つかることもあります。
そういった方法を具体的に紹介してみようと思います。
もちろん、試験方式が変更になれば使えなくなる方法もあるので、注意する必要があります。
2.ケアレスミス対策の方法
繰り返しになりますが、上述の通り、試験問題を効率的かつ正確に処理するための方法がケアレスミス対策を模索する中で見つかることがあります。
しかし、その方法とは現状の試験方式に対応した最適な方法であるため、試験方式が変更になれば、使えなくなる可能性もあることはご承知ください。
例えば、現行のマークシート方式の場合、「通関実務」では品目分類に関する選択肢が限定されています。
この選択肢が限定されていることを利用したケアレスミス対策があります。
これは、問題を効率的かつ正確に処理する方法でもあります。
実務的なアプローチで品目分類を一発で間違いなくできる方にとっては、必要のない知識かもしれません。
しかし、試験中に品目分類が間違っていた場合に起こる時間的なロスを考えると、現行の試験方式では、利用することをおすすめします。
余分な読解を減らして時間短縮に繋がり、ケアレスミスを排除できます。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
このような現行の試験方式に最適なケアレスミス対策以外にも、もっと根本的なケアレスミス対策も集めてみました。
詳しくは、以下の記事を参考にしてみてください。
3.まとめ
今回は、思わぬ落とし穴となるケアレスミス対策について書いてみました。
ケアレスミスについて突き詰めて対策を練ることは、効率的かつ正確な処理を行えるようなきっかけを掴むことにもつながるため非常に重要です。
既存のシステムに最適かつ効率的な方法を模索するという姿勢は、仕事を効率よく処理して利益や休暇を増やして行くことにも繋がります。
話は変わりますが、少子高齢化の日本社会では、以前にも増して、より効率的な方法を模索する姿勢が求められるようになってきているように思います。
そういった姿勢をきちんと金銭面で評価するような経営者が増えて行かなければ、ますます厳しい時代が待っているように思えてなりません。
さて、今回を含めて13回にわたって記事にしてきたようなセオリーを踏まえて勉強に取り組み、試験で実力を出し切ることができれば、合格することができると思います。
基本的なセオリーとも言うべきことを踏まえて試験に臨めば、試験の難易度は自ずと下がり、合格に近づくことができるはずです。
逆に、セオリーを無視すれば山なら遭難、試験なら不合格が待つと言っても良いのではないでしょうか。
今回の「通関士試験独学一発合格のセオリー」シリーズはこれで終了としますが、このようなセオリーを踏まえた上で、ご自分に最適なプランを模索したいと言う方は、以下の記事より読み進めてみてください。
また、おすすめの教材などは、こちらの記事をご覧ください。