通関士試験独学一発合格のセオリー(8)貿易用語

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合格に必要な基礎となる知識を簡単にまとめてみました。

これは独学で短期一発合格といったことに関係なく必要な知識です。

前回は以下の記事「法律用語」でした。

通関士試験独学一発合格のセオリー(7)法律用語

今回は「貿易用語」です。

目次

1.通関士試験で必要な貿易の知識
2.どこまで知れば良いのか?
3.まとめ

1. 通関士試験で必要な貿易の知識

前回の法律用語と同様に、

貿易に関する知識についても、どの程度の知識を通関士試験で知る必要があるのか知る必要があります。

仮にどの程度の知識を必要とするのか把握できていなければ、試験範囲を知らないまま試験勉強に取り掛かるようなものかもしれません。

例えば、貨物が売り手の工場から買い手の倉庫に届くまで、どのような流れで輸送され、どういった費用がかかるのかについては、ある程度イメージできるようになる必要があると思います。

ただ、それも「ある程度」の範囲で良いのです。

通関士試験に合格する上で、貿易実務に関する知識を必要以上に知る必要はないということです。

2.どこまで知れば良いのか?

では、貿易の知識について、いったいどこまで知れば良いのでしょうか?

例えば、インボイスやインコタームズについて知る必要はありますが、今のところは、完全に理解する必要はありません。

インコタームズの貿易条件がたくさんあるからと言って、すべて理解して暗記する必要はないということです。

インボイスの記載内容についても、すべて理解して暗記する必要はありません。

逆にプロ意識を持って、すべて理解した上で試験対策を進めようとすると、途方もない時間を要することになります。

3.まとめ

貿易用語について、業務と関連して自然と知識を増やしていける方は、問題ありません。

しかし、学生や輸出入に直接的に関与しない業務に就かれている方は、貿易に関する知識を掘り下げるのには、多大な時間を要する上に、イメージも湧きにくいのではないでしょうか?

貿易用語については、通関士試験に短期で合格するという目標がある場合には、完全に理解して暗記してしまう必要はありません。

通関士試験では、どの程度の知識が要求されているのかを始めに知ることは、冒頭で述べた通り、試験範囲を把握するという意味で重要となります。

以下の記事から読み進めて、その「範囲」を確認してみてください。

通関士試験の独学短期一発合格に必要な貿易専門用語の基礎知識(インコタームズの概要)

次回は、「英語」について書いてみます。

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名前:スギモト 通関士試験(平成18年度)を6か月の勉強期間を経て短期合格しました。 通関士試験に短期で合格するための情報を集めてみました。 通関士試験合格を目指す方のお役に立てれば幸いです。