今回は試験前日にするべき準備について書いてみました。
目次
1.物品の最終調整
2.受験会場を調査
3.昼寝は20分
4.徹夜厳禁
5.祈りを済ませる
1.物品の最終調整
準備物品は1週間ぐらい前に1度目を通しておくといいですね。
もし忙しくて買いに行く時間がなくてもネットで簡単に注文できます。
1週間あれば、配送トラブルがあっても何とかなると思います。
物品はぶっつけ本番で使うのでなく、
普段から勉強で使いながら馴染んでおくことをおすすめします。
特に電卓は重要です。
電卓のスペックは確認しましたか?
もしまだなら、以下の記事をご参照ください。
時計や電卓は電池切れがないか確認しましょう。
時刻もきっちりと調整して合わせておきましょう。
万が一に備えて、
替えのバッテリーやバックアップをもう1つ持っておくと安心です。
なお、準備物品はかばんの中身だけでなく
「頭の先からつま先まで」を考えて装備を揃えておきましょう。
10月は全国的に20℃を切る地域が多くなり、
天候次第で肌寒い日も多くなります。
寒暖差の激しい時期なので、衣服の着脱で気候に対応できる服装を考えておくことも重要です。
靴が濡れてしまった場合は、靴下の替えを持っておくとずいぶん違います。
経験された方はご存知かもしれませんが、濡れた靴下は徐々に体温を奪う上に非常に不快です。
それから、意外と重要なのが食事です。
勉強は想像以上にカロリーを消費します。
試験当日の食事は試験の合否に影響する一因と考えても良いと思います。
私が実践していたように、
時間短縮や消化の良さからカロリーメイトやウィダーインゼリーで済ませるのも良いですが、ぶっつけ本番で実行して低血糖になってしまったというのでは意味がありません。
日ごろから高カロリー栄養食、チョコレートといった間食を、どのタイミングで摂取すれば自分にとって一番効果があるのか知っておくと良いと思います。
チョコレートや饅頭などを併せて取ると、持続性があっていいという話も聞きます。
そういった食事のことも踏まえて、
最終チェックリストも用意しましたので、参考にしてみてください。
2.受験会場を調査
試験は、例年ほぼ10月上旬の日曜日に実施されます。
たいてい、10月の第1日曜日に実施されています。
(ただし、平成30年(2018年)は第2日曜日に実施されています。)
試験受験案内に書いてありますが、
試験場には試験開始30分前(午後9時)までに到着しなければなりません。
遅刻した場合は原則として入場は認めらません。
試験場まで厳密な所要時間の把握は事前にしておく方がよいでしょう。
土地勘がない人は必ず一度は下見に行くことをおすすめします。
私は試験場と距離がある場所に住んでいたため、前日(土曜日)に前泊していました。
そして、試験場周辺の土地勘がなかったため前日には下見に行きました。
駅を降りてからバスに乗換えて試験場の大学キャンパスに向かいました。
坂道が多い地形で、試験場最寄のバス停を降りてからもかなりの距離の坂道を登った記憶があります。
スマートフォンのナビで時間の目安を知ることはできますが、
試験場までの道のりは実際に見てみないと分からないことがあります。
試験場となる大学のキャンパスの広さにも左右されるので、できれば事前に下見をしておく方がいいでしょう。
また、バス停の混雑を避けたいのであれば、
最寄の駅から徒歩でいける範囲であれば徒歩で行くのも良いかもしれません。
録音した弱点部分を聞きながら歩くのも良いかもしれません。
また、適度な運動をしておくことは、脳を活性化させるためパフォーマンス向上に繋がることは有名な話です。
これは個人的な感想ですが、試験会場まで歩くとトイレに行くタイミングが試験直前のちょうど良い時期に訪れてくれるような気がします。
そういった意味でも会場までしばらく歩くことはおすすめです。
3.昼寝は20分
昼寝は20分が最も効果的だそうです。
「20分」は、
疲れがリセットされて睡眠不足を解消する効果がある時間であると共に、
夜に眠れなくなるということがない時間だそうです。
横たわったりせず、机の上でつっぷして寝る方がいいそうです。
エビデンス(根拠)のある有名な話なので興味があればグーグルなどで調べてみてください。
ただし、個人差があると思うので普段からベストな仮眠の方法を見つけておくことも大事だと思います。
仮眠など取らなくても、とにかく週末の仕事の疲れを土曜日にリセットして日曜にはそこそこの体調で挑めれば問題ないような気もしますが参考までに。
4.徹夜厳禁
「通関実務」という科目があるので、徹夜厳禁と言い切れます。
法律科目だけであれば、直前の徹夜での山掛けが見事功を奏するということもあるかもしれませんが、
ミスが増えることを考えるとやはりおすすめできません。
どの業界でも事故につながるようなミスは睡眠不足が原因ですので、絶対に避けるべきです。
眠れなくても目を閉じてリラックスして体を横たえているだけで、ある程度の肉体的な疲労は軽減されるそうです。
横になっていると肝臓の血流量がアップするので、お酒をよく飲む人は特に重要かもしれません。
もし、眠れなくてベッドでいらいらしてきたら、ソファや椅子に座ってゆったりとした気持ちで過ごすことで、眠くなることもあります。
どうしても眠れないと言う方は、サウナに入ってみるというのはいかがでしょうか。
心も身体もリセットできていいかもしれません。
また、温泉やサウナで体の芯まで温まった後は、眠りにつきやすいと言われています。
自然で良質な睡眠につくには、深部体温を上昇させることが重要という事は有名な話です。
私は、ドーミーイン・ホテルが好きなのでよく利用させてもらっています。温泉とサウナがたいてい併設されおり、値段的にもリーズナブルでおすすめです。
5.祈りを済ませる
メンタル面強化のために何かの宗教に入信しましょう!とかいうことではありません。
「もし合格祈願に行かれるなら」というお話です。
迷っているなら、心残りのないようにしっかりと真摯な気持ちで参拝に行かれるほうがいいと思います。
みなさんは、神社やお寺に行きますか?
私はあの独特の雰囲気が好きでよく行きます。
合格祈願も初詣に行った時にお祈りさせてもらいました。
ところで、みなさんは参拝はきちんとされていますか?
もし合格祈願に行かれるなら、この機会にきっちりと「参拝の作法」を身につけられてはいかかでしょうか?
日本人としても、きっちりとした参拝の作法を知っておくことは海外からのゲストを迎える際には重要なことかもしれません。
詳しくはこちらをご覧ください。「参拝の作法 – 東京都神社庁」
合格祈願に行くと、たいていの方は「お祈り」をされると思います。
この「お祈り」には実際に効果があります。
つまりエビデンス(根拠)があるということです。
「ランドルフ・ビルド博士による実験」などでも良く知られていることなので、ご興味があればグーグルなどで調べてみてください。
この件に関しては、自分の体験を踏まえて詳しく書いてみましたので、時間があればこちらを読んでみてください。
祈りの効果は科学的に実証されているので、あきらめずにどんどん祈りましょう。
神も仏も先祖も何もかも信じて祈る気持ちは、決して諦めない気持ちと同義だと思いませんか?
祈ることが「こうなりたい」と希望することと同義であると考えると、
人が祈ることを止めた時は「自分の希望を諦めた時」と言えるかもしれません。
みなさんが合格して良い年となりますことを心よりお祈り申し上げます。