通関士試験の本試験前に前泊する必要が出てくる場合があります。
必要な方は早めに予約が必要となりますので、注意してください。
試験会場は全国で13箇所しかありません。
2019年度は宿泊施設の確保が必要な方へ注意事項が税関から出ています。
税関ホームページをご確認ください。
目次
1.受験を思い立ったら即予約!
2.予約ができなくなる理由
3.予約ができなかった時の最終手段
4.まとめ
1.受験を思い立ったら即予約!
前泊するのであれば、受験を思い立ったら即日予約しましょう!
試験は、例年ほぼ10月上旬の日曜日に実施されます。
たいてい、10月の第1日曜日に実施されているようです。
ただし、平成30年(2018年)は第2日曜日に実施されています。
土曜日の宿泊になるので、予約は取りにくいと言えます。
試験場まで距離がある方や、当日の悪天候などの予期せぬ事態を想定して前泊をされる方は、早めの予約を心がけておく必要があります。
2.予約ができなくなる理由
試験会場周辺で何かのイベントが開催された時に、その規模によっては宿泊施設が全て埋まってしまって予約が取れなくなっている場合があります。
もちろん通関士試験もそのイベントのひとつに含まれていますので、宿泊施設の確保に関しては注意が必要です
医療関係の学会や労働組合の会合などは、全国規模のものであれば、おどろくほど前から周辺の宿泊施設が押さえられている場合があります。
こういったイベントと運悪くバッティングしてしまった場合は、どのような対策を講じればよいのでしょうか。
もちろん、受験日が決まった時点で遠隔地での受験となるのが分かっていれば、すぐに宿泊施設の確保に取り掛かると良いのですが、それでも予約を取れなかった場合はどのような手段が考えられるでしょうか?
3.予約ができなかった時の最終手段
①だめもとで直接電話をかけてみる。
直接電話を掛けてみると予約が可能な場合があります。
②2泊の予約で取ろうとしてみる。
2泊分の宿泊料金がかかりますが、見つかるときがあるようです。
③やや割高なシティホテルを当たってみる。
④大手ブッキングサイトに登録されていない宿を探す
民宿やユースホステルといったブッキングサイトで引っかからないような宿泊施設を独自に検索して探してみるという方法があります。
私はある全国規模の学会と宿泊予定日が被ったことがあり、宿泊施設が取れない事態に遭遇したことがあります。
この時に民宿やユースホステルを検索して問合せてみると空いている部屋を見つけることができました。ドミトリーの部屋(2段ベッドが複数置いてあるタイプ)とシングルの部屋がありましたが、私はシングルの部屋を取ることができました。
検索エンジンで「宿泊地の地名」「ユースホステル」「民宿」などのキーワード検索で調べてみましょう。
⑤大型浴場の仮眠室
翌朝まで仮眠できるスペースを完備した施設もあります。
ただし、いびきや隣人の動きが気になる方は眠れないでしょう。
身体を横たえて休むだけでよいならこれも選択肢に入ります。
⑥カップルズ・ホテル(いわゆるラブホテル)に単身で宿泊する
単身で宿泊可能なラブホテルを探すという方法もあります。
予約することができないと思いますので、満室なら路頭に迷うリスクがあります。単身で入るのには、かなり抵抗があるかもしれませんね。
⑦ネットカフェ
フラットスペースなら身体を横たえて休むことが可能です。
普通は寝てはいけないルールがあったはずですが、
うたた寝している人のいびきや隣人の動きが気になる方は眠れないでしょう。
満席の場合は路頭に迷うことになりますのでリスクを伴います。
4.まとめ
前泊が必要な方は宿泊施設の予約は受験しようと決意した日に予約するべきです。
以下のようなサイトで探してみましょう。
じゃらん(ホテル予約サイト) agoda(ホテル予約サイト) skyticket(ホテル・航空券・高速バス予約サイト)それでも運が悪ければ予約できなくなっている場合もありますが、諦めずに直接電話したり、民宿やユースホステルを探しましょう。
とにかく早めに対処して諦めないということは試験対策と同じですね。
ちなみに今年度の試験に関しては、以下のようなアナウンスが税関ホームページに出ています。
<第53回通関士試験に係る注意事項>
税関ホームページ: 第53回通関士試験(令和元年)
本年は9月20日から11月2日までにかけてラグビーワールドカップ2019日本大会が開催される予定となっています。
第53回通関士試験の実施予定日である令和元年10月6日(日)には東京都(東京スタジアム:調布市)、熊本県(熊本県民総合運動公園:熊本市)において、その前日である10月5日(土)には東京都(東京スタジアム:調布市)、愛知県(豊田スタジアム:豊田市)において試合の開催が予定されています。
通関士試験の受験に当たり宿泊施設の確保が必要となる方におかれましては、早めの宿泊先の確保をおすすめいたします。
また、試験日当日は、時間に余裕をもって試験会場にお越しください。
※試験会場についてのお問い合わせは、試験地を管轄する各税関通関業監督官までお願い致します。会場へのお問い合わせは御遠慮ください。