1.まずは時間の確保から
通関士試験に短期合格するために、いかに効率的に勉強する時間を確保するかについて、いろいろと記事を書いてきました。
結論からいいますと、 通勤時間や入浴などのちょっとした隙間時間を勉強に充ていくとよいと思います。
ありきたりではありますが、塵も積もれば山となるです。
この山が土台になって、勉強に抵抗感がなくなってくると、勉強することが段々と苦にならなくなってきます。
隙間時間の勉強で基礎ができあがり、勉強に抵抗がなくなってくると、休日などの時間があるときに勉強すると「急に捗るようになってきた」と実感できると思います。
社会人にとって重要な隙間時間での勉強を可能にするために通勤や入浴といった隙間時間を利用できないか考えて勉強できる方法を考えてみてください。きっと勉強を継続していけるはずです。
2.したくない時は無理に勉強しない
幸運にもまとまった勉強時間が確保できても、やる気が出ず勉強が手につかないなら、いっそのこと勉強しないで好きなことをした方が有益です。
では、いつ勉強するのかと言うと、こうなると、隙間時間しか残っていないかもしれません。
私の場合は、隙間時間を有効活用するために録音教材を作る過程がすでに勉強になっており、それで合格に近づけたと思っています。
(録音学習の方法については他の記事をご覧ください)
変な例えを出しますと、
試験前日に一夜漬けで乗り切ろうとしたが、寝落ちしてしまい、早朝に真っ青でカンニングペーパーを作ってみたが、作る過程が勉強になっていて使わずに済み合格してしまったというような感じです。
隙間時間しかないと自分を追い込んで集中してできれば、より効果的な時間の使い方ができます。
もし、気乗りしないなら、いっそのこと勉強はせず、頭を切り替えて何か別のことに夢中になることも大事ではないでしょうか。
追い込まれたときには、隙間時間を見つけて、ここぞとばかりに 一気に集中して勉強すればいいだけのことです。
(これは、一夜漬けで通関士試験に合格できると言っている訳では決してありません。通関士試験は3科目受験で合格するとなると相当難しい試験です。)
とにかく最初は負荷をかけず、無駄に自分を追い込まないことが継続の秘訣です。
3.隙間時間を利用する自分なりの方法を編み出す
仕事が定時で終わったとか、残業も少なめで今日は早めに帰れる!という日こそ、おいしいものを食べてみたり、読みたいと思っていた本を読んでみたり、ゲームに没頭してみたくなると思います。
早めに帰っても、ご飯を食べてしまうと勉強モードに入れないので、テレビを見たり、ゲームをして腹ごなしをしてから、やっと勉強にとりかかり、ようやくのってきたと思ったら日付が変わって翌日は寝不足というような経験はありませんか。
私は何度もそういう経験をしています。
日ごろの生活スタイルを受験モードに変えていくのは大変です。
それでも、基礎が出来上がって勉強になれてくると、普通に勉強するのが苦ではなくなっていきました。とりかかりも早くなります。
さて、その基礎が出来上がるまでは勉強をどんな風に進めていけばよいのでしょうか。
私がおすすめするのは、やはりこそこそと隙間時間を利用して、最初はできるだけ負荷をかけないことです。
こそこそ隙間時間を利用する勉強方法は負荷を感じずに、自然と基礎作りができます。
私の場合は、通勤時間という隙間時間を利用した勉強方法を取り入れたことで、負荷なく徐々に基礎ができあがって受験モードに切り替えていくことができました。
通勤時間を利用するには、録音して倍速で聞く方法をとりました。
この方法は、当時の私にとっては革新的な方法でした。
この方法を発見した当時、私はしめしめと思い、1人だけずるいやり方をしていて申し訳ないと思いつつ調子にのって勉強していました。
しかし、この方法はすでに出版もされている方法であると後で気づいたときは少しばかり(かなり)がっかりしました。
しかし、それと同時に自分の発見した方法が正しいと証明する本が出版されているんだと思うと感慨深いものでした。
勉強になかなか取り掛かるのが難しいという方は、負荷の少ない隙間時間を利用した勉強方法を自分なりに考えて実践してみることをおすすめします。
方法が見つかって実践してみれば、勉強はいくらでも継続できるということに気づくと思います。
「まずはテキストに何度か目を通す」とか「何度も熟読する」という方法も聞きます。
テキストに何が書いてあるかアウトラインを理解して、簡単な問題を解きながら、テキストの内容がどういった形で問われるのかを確認しておくことが重要だと思います。
ただ、何度か目を通したり、何度も熟読する暇を捻出できればいいのですが、仕事もあって難しいと思います。
また、通関士試験は実務問題があるため、読むだけでは絶対に合格レベルに到達することはないでしょう。
では、どうすれば良いのでしょうか?
隙間時間を有効活用できる「録音教材」を利用してみてはいかがでしょうか?
自分で録音することは大変でも、通信講座や予備校のものは初めから出来上がったものを提供してくれます。
それを倍速で何度も隙間時間に聴くことは苦にならないのではないでしょうか?
通常モードと倍速モードがある録音教材も出ています。
ただ、自分で録音することのメリットはかなり大きいと思います。
私が実践していた録音勉強方法は以下の記事に書いています。
参考になればと思います。