通関士試験・独学短期一発合格を目指す途中でやってしまいがちな「変なこと」

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受験勉強期間中は、

暇を持て余すのが一番よくないような気がします。

この時期に変なことをしないようにしましょう。

目次

1.変なこと
2.倍速学習できる媒体

1.変なこと

9月ともなると、

この時期から通関士の勉強に取り掛かるのは、なんとも微妙ですよね。

しかし、願書だけは出している方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?

会社の都合で、受験だけはするという方も結構おられると思います。

まったく試験対策をされていなかった方が、

これから試験対策に取り掛かって合格を目指すというのは、
少し現実的ではないかもしれませんね。

願書は出しているけれど、
もうすでに合格を諦めているという方にとっては、

この時期は「変なこと」をしようとする時期でもあるので注意が必要です。

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例えば、
通関士ポータルなどを今からゆっくりと閲覧して、

ランク分けもできていない「無料」の過去問に頭を悩ませるといった
変なことをしてはいけないと私は思います。

そんなことをすると「負の遺産」を来年に持ち越すことになりかねません。

下手に難問・奇問を見ると、
心の負担というか、心の傷を負いかねません。

そうした「負の遺産」を自ら生んで、
来年の士気を下げることになるようなことはしない方がましですよね。

どうせ何かするならば、

1つでも来年につながる
「基本・頻出レベル」の知識を
短期間で集中して身につけた方が良いと思います。

「基本・必出レベル」の知識は、

来年に向けての前哨基地となります。

その前哨基地も
風が吹いたら潰れるような物ではなく、

堅固な要塞レベルのものであるのが理想です。

今から取り掛かれば、来年には確実に合格が狙える確固たる基盤が完成しているかもしれません。

社会人で忙しい中で、
貯金があることは心理的にも有利に働くはずです。

この時期まで、何らかの理由で試験対策が全くできていないと言う方は、

要点がまとまった「基本・必出レベル」の問題を押さえて、
来年の試験までに貯金を増やせるのがこの時期と考える方が無難かもしれません。

ただし、

通関士試験に関して実務や研修で関わりがある方や受験経験者の場合は、

短期集中で弱点補強できれば「もしかすると」があるかもしれません。

受験されるなら、

一夜城を築いて「難攻不落」と言われる通関士試験を落とす気で試験に臨まれると良いかもしれません。

もちろん無理は禁物であり、心身の健康が最優先だとは思います。

むしろ負荷をかけたりせず、冷静に取りに行く気持ちが大切だと思います。

頻出・基本レベルをおさえるだけでも可能性は高まります。

駄目でも、解いた頻出・基本レベルの問題は来年への遺産として残り、

受けた試験自体が、次年度の試験対策(過去問)として残るはずです。

2.倍速学習できる媒体

そこで、あまり負荷をかけず、

「遺産としても残る」ということも加味して使えるのが、

倍速で学習できる媒体を利用することです。

最近は、YouTubeにも倍速で視聴できる機能が付加されたことをご存知の方も多いと思います。

時間の効率化という点では、DVDの倍速機能なども前々からありますよね。

そんな倍速視聴ですが、

記憶力定着脳の活性化など、様々な効能があると言われています。

時間効率以上のメリットを持っているのです。

特に、復習の効率を考えると「倍速で学習ができる媒体を持つこと」は非常に大きな強みです。

そういう媒体があれば、
かなり手軽で負担が少なく
隙間時間などを利用して勉強できます。

倍速で学習ができるということについては、

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「書いて記憶するのが一番しっくりくる!」という方には、すすめられません

個人的な向き・不向きを除くと、メリットしかないと思います。

通常の半分程度の時間で学習ができ、
復習はさらに速さを上げることも可能です。

自分の苦手分野を克服するための教材としては、ちょうど良いものが見あたらないと思えば自分で作ってしまうということも可能です。

期限などの数字が出てくる条文の暗記が苦手な方は、そこだけ録音して何度も聴くことは非常に効果的です。

全ての教材や問題集を対象とせず、忘れがちな数字が絡む条文や、関税率表の類と含まれる物品など苦手意識のある部分だけをピックアップする方がむしろ効果的かもしれません。

いつでも、どこでも、何度も繰り返し復習ができるので、便利だと思います。

ちなみに、こういった録音機材を使用します。


やり方は関連記事を参考にしてみてください。(機材のスペックも重要です!)

時間がない社会人であるからこそ、通勤時間などのちょっとした隙間時間を集中して使うというのにはぴったりです。

TOEICなどの学習にも応用が可能です。自分が苦手な単語だけをピックアップして覚えたりすることにも使えます。

短期間で、録音教材を自作する場合は、基本・頻出レベルに的を絞り、参考書も問題集もコンパクトな作りをしている方が無難です。
通関士通信講座 フォーサイトのような教材はそういった特徴のある教材と言えます。

録音倍速学習の関連記事は以下の記事となります。

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名前:スギモト 通関士試験(平成18年度)を6か月の勉強期間を経て短期合格しました。 通関士試験に短期で合格するための情報を集めてみました。 通関士試験合格を目指す方のお役に立てれば幸いです。