法律科目対策の暗記方法
通関士試験の法律科目対策の暗記方法をご紹介します。
やり方は単純です。自分で録音したものを聞くことです。
すでに録音してある教材もありますが、自分の弱点分野だけピックアップして録音して何度も聴くと効果的です。
また、再生速度を上げることで、勉強の効率をアップさせることができます。
関税法や通関業法などの法律科目の対策として使えると思います。
仕事で残業もあったので、限られた時間の中で、通勤時間を利用する以外に十分な勉強時間が確保できなかったので、必要にせまられて使用していた方法でもあります。
そういった意味ではゆっくりと腰を据えて勉強する時間の確保が難しい社会人の方に特化した勉強方法ともいえると思います。
さて、この「 録音したものを聞く 」という方法ですが、
私が通関士試験を終えて、TOEICのスコアをアップさせるために良い勉強方法がないか探しいていたところ、ある書籍に出会って驚いたことがあります。
それは、この私が必要にせまられて使っていたのと同じ方法がその書籍に載っていたからです。
この方法は、TOEIC990点取得者や東大生が受験対策として使用していたものとして紹介されていました。
それから、これに似たものとしてスピードラーニングや倍速学習などが後に有名になったのをご存知の方も多いと思います。
予備校や通信講座もこういった教材を出しているところもあるようです。
自分にあった学習方法を探す
他にも暗記に関する方法はいろいろあります。
「本を口に出して読む」
「意味を理解しながら書く」
「書きながら口に出して読む」
探せば他にもあると思います。
脳科学の教授も提唱していることで有名な話ですが、
記憶する際には、五感をフル活用することが大事だそうです。
つまり全身を複合的に使うことが記憶する上で重要ということです。
以下の覚え方は昔から実践されてきた方法です。
以下のような方法は、複数の身体の部位を使っているということが分かるのではないでしょうか。
「本を口に出して読む」
→「視覚」「聴覚」「脳の複数領域」を使っている
「意味を理解しながら書く」
→「視覚」「触覚」「脳の複数領域」を使っている
「書きながら口に出して読む」
→「視覚」「聴覚」「触覚」「脳の複数領域」を使っている
この中で、「書きながら口に出して読む」というのがいろいろと複合的に頭と体を使っていて、一番効果がありそうだと思いませんか?
ただ、どれが一番自分にあっているかは、実際に試行錯誤してみて自分にとって最も効率よく覚えられる方法を模索した方がよいと思います。
スポーツの場合、
水泳はできるけど、ゴルフはできない
ゲームの場合、
アクションゲームは苦手だけど、マージャンやパズルゲームはできる
このような、向き不向きもあると思うので、こればかりは各々が模索するしかないと思います。
最初は勉強するのも気乗りせず、苦労するとおもいます。
法令や貿易専門用語が散りばめられた文章を読むのは抵抗を感じて当たり前だと思います。
私も慣れるまで苦労しましたが、この学習方法を取り入れてからは基礎の確立を隙間時間でやっつけることができ、
次第に、勉強に対する抵抗も薄れていきました。
後半は録音していたものを倍速で聞くことで復習が短時間でかなり捗りました。
通関実務はどうしても座って時間を割かなければ勉強が難しいので、別物と捉えて早い時期から取り組む必要があります。
暗記物の「通関業法」「関税法等」の科目については、この方法が合えば隙間時間で合格レベルに達することができると思います。
参考になればと思います。
私が実践していた録音学習は以下のものになります。