10年毎に更新されているインコタームズですが、コンテナの登場で貿易の形態が変化してきた経緯はあるものの、現状では、それほど劇的な変化はないと言っても良いのではないでしょうか?
インコタームズ2020では、大きくは、以下のような変更があっただけです。
「今回の改訂では、ターミナル持ち込み渡し(Delivered At Terminal:DAT)の名称が削除され、仕向け地荷降し渡し(Delivered at Place Unloaded:DPU)が導入されたことが大きな変更といえる」
引用:JETRO:国際商業会議所、インコタームズ2020を発表
インコタームズについて理解するには、具体的に貨物が出荷されてから、輸送されていく過程をイメージできることが重要です。
通関士試験では、特に費用負担について知っておくことが得点に絡むため重要です。
特に学生の方で独学で合格を目指そうという方は、具体的なイメージを持つことが難しいのではないでしょうか?
分かり易く説明した記事を書いていますので、参考になればと思います。
上記の変更点を踏まえて、関連記事をご覧ください。