通関士試験は、日本で唯一の貿易系の国家試験です。
貿易と言うと、英語でのやり取りを連想される方もいるのではないでしょうか?
この資格試験に必要な英語の基礎知識について考えてみました。
目次
1.必要な英語の基礎知識
2.通関士試験実用英単語集
3.まとめ
1.必要な英語の基礎知識
結論から言うと、中学レベルの英語力で十分だと思います。
記事を読んで「嘘でしょう?!」と思うかもしれませんが、実際に問題を解いてみると納得されるのではないでしょうか。
どちらかと言うと、覚えておいた方が良いのは、貿易実務で使われる専門用語でえす。
重度の英語アレルギーで「and」や「or」、「of」、「other」などの英単語を見ただけで気分が悪くなるという方も、
新しい貿易に関する知識として、今日から覚え直す気持ちがあれば問題ありません。
以下に簡単な英単語集を作ってみました。
2.通関士試験実用英単語集
「え?本当にこれだけ?」と思うかもしれませんが、
私が思う限りでは、これだけです。
もし、必要な単語があれば「お問い合わせ」よりお知らせいただければ、幸いです。
なお(例)に出てくる単語は、
全て「統計品目表」を参照すれば日本語訳を得られる単語(品名)です。
A
・and:「…および…」「…と…」
(例)coffee and tea (コーヒーと茶)
B
C
・chapter:類
(例)Chapter 9 Coffee, tea, mate and spices
第9類 コーヒー、茶、マテ及び香辛料
D
・description:品名
E
F
G
H
・heading:項
I
J
K
L
M
N
・note:注
(例)DESCRITION欄にて、
“Mixture refferred to in Note 1 to this Chapter”
「この類(Chapter)の注1(Note 1)の混合物(mixture)」
と書かれている場合は、統計品目表の類の冒頭に書いてある「類注」を参照する。
O
・of:「…の」「…の属する」
(例)spice of curry(カレー の スパイス)
・other:「ほかの」「別の」
(例)other spices (他のスパイス)
・or:「…または…」「…もしくは…」
(例)cinnamon or vanilla(シナモン または バニラ)
P
Q
R
・refer:参照する
S
T
U
V
W
X
Y
Z
全て「統計品目表」に登場するので、実は上記の単語の訳も必要ないような気がします。
3.まとめ
もしかすると、英語力は必要ないかもしれません。
冒頭でもお伝えした通り、
覚えておいた方が良いのは、貿易実務で使われる専門用語です。
そちらに関する記事は、こちらをご参照ください。